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皆様

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年陸前高田で行われました「思いで写真づくり」の様子をお知らせいたします。

 

アルバムがすべて流され、思い出の写真が一つも残っていないと仮設住宅の方々からお話を聞き「新たな思い出づくり」をと考え、着物姿の正装写真を撮ってみませんかと話したところ、陸前高田第一中学校仮設住宅の方々23名から申し出があり、ヘアーメイク、着付け、写真屋さんがチームを作り総勢18名で10月22日に行ってきました。

着付けとヘアーメイクは集会場の中で行い、NPO法人北上川サポート協会さんからテントをお借りし、仮設の写真館を金野事務局長さんを含めて2人の方に作ってもらいテントの中で行いました。

今回は、正装の他にもかつらや変装の小道具を持参し、緊張をほぐす意味で中村理事がかぶりり、バスを降りるところから始めました。一斉に笑い声が立ち上がり、これで和気あいあいの撮影会になり、かつらをかぶってのスナップ写真も取れて、大変楽しい思い出づくりの写真会になりました。着付けでは角館町の佐々木さん、相原さん、また着付け教室の大島幸子さん、富樫雅世さん、村田恵美子さん、写真家のスタジオパルスの吉川玲さん、スナップ写真担当の伊藤まさ子さん、菅原幸子さん、ヘアーメイク担当のあーくスタッフに、(有)デーキューブの田中さん本当にありがとうございました。

 

その時の写真が出来上がり、昨年12月17日にクリスマスプレゼントとして羽生サンタが届けに行ってきました。23名の方々の出来上がった6切りの台紙に張られた立派な記念写真です。

皆さんがそろってから羽生サンタを後ろに従え、後藤理事の奥様の寿美子さんと仮設の山内さんが一緒に入場しました。それまでは中の写真は開かずに、見たい気持ちを抑えてもらい中村理事の合図で一斉に封筒から出して見てもらいました。

自分の晴れ姿の写真を見ては照れくさいようで、すぐに閉まってしましましたが、スナップ写真の方は皆さんで見せ合ってお互いおかしく楽しく笑いながら見せ合っていました。



津波ですべて失った記念のアルバムと着物。今ここに新たな思い出の写真が出来て本当にうれしいと話していて、着物を着て写真が撮れるなんて思ってもいなかったようでした。きっと帰ってからじっくり正装写真を見るのだろうと思うと、やってよかったという思いが沸き出てきました。この企画を考えてから着物を集め、着付けをする人、ヘアーメイクする人、写真を撮る人などのスタッフが集まり、仮設写真館をテントを張って作るなど時間がかかりましたが、無事終了することが出来たのも多くの皆さんのご協力と感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

また、皆さんからの支援金は、昨年9月2日のお堀でのカヌー体験会で4,200円、羽生、石田、中村会員から9,000円、着付け教室の佐々木さんから2,000円、石田セツ子会員から10,000円、東北治水大会事務局さんから50,000円、また田口良実さんからは亡くなられたお母様(田口フサ)様の香典返しとして500,000円を頂き、24年度分としては、1,017,707円になり、23年度分あわせると合計2,434,243円にもなりました。

皆様からお預かりいたしました支援金は大事に震災支援金としてつ使わせていただいております。本当にありがとうございました。

 

パドラーズ

舩山

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NPO秋田パドラーズ事務局

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