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皆様へ

秋田に避難してきている方々や、被災地の方を招待し、カヌーによる自然観察会とクリーンアップや農業体験として田植えや稲刈り、大曲の花火を見ながら秋田の自然を満喫しながら、パドラーズ会員との交流を通じて、早く秋田の生活に慣れていただく機会にしてもらうと、欲張りなイベントをスギッチファンドの震災避難者支援応援ファンドの助成事業を受けて行なうことになりました。

5月13日には、りんご園からダリア園のコースで途中川岸のクリーンアップを行い、ゴールのりんご園でパドラーズ鍋(鯨肉の鍋とミズの味噌たたきと豚汁)をいただきながら交流を深めました。前日12日にABS主催の雄物川の椿側周辺でのクリーンアップの際に収穫したミズの写真も添付しました。スタートのりんご園の花が白く咲いていて、緑の風景にとても調和して皆さんを迎えているようでした。






参加した方々は、カヌーによる自然観察会で雄物川の雄大さを満喫しましたが、ゴミの多さにもびっくりしていました。こんな遊びがある秋田の方々はうらやましいと話していたことが印象的で、是非これからも参加したいと言っていました。地域のイベントなどに参加して、早く秋田になじんで欲しいと思います。

5月19日は気仙沼南郷地区、駒場公園仮設住宅、陸前高田第一中学校仮設住宅の方と福島県浪江町から方々合わせて17名の方々とパドラーズ会員合わせて25名で伊藤会員の田んぼで慣れない田植えをし、貴重な体験で喜んでいました。
夕食前に、伊藤巧一会員から今の農業のあり方や問題点など話してもらい、また新しいお米「フルーティ米」や乳酸菌を使ったお米の生産にも力を入れていることなどの説明があり、参加者も大いに秋の収穫が楽しみになったようです。

夕食後は伊藤巧一さんの巧みな司会で懇親会に入りました。
歌や手踊りで各地域の対抗戦の形で、宴も盛り上がり、久々に大いに心から笑うことが出来たと喜んでもらいました。

カラオケは震災後初めて歌うことになったと陸前高田から参加した大内ご夫妻もデュッエットで、皆さんから冷やかされながらもうれしそうでした。

本当に楽しそうでした。
20日は秋田市民市場さんの協力で、プランターにミニトマトやキュウリなどの野菜を植えました。仮設の方は場所が狭いので、このようにプランターであれば場所も取らないし、育てる楽しみがあるということで大変喜ばれました。野菜などの安全性が今被災地では問題になっているそうで、海の魚や、お米、川魚、野菜などの汚染が徐々に発表になってきているそうです。そんな中このようなイベントに参加して本当によかったと感謝され、私たちも「ぐっと」来る場面が何度もあった2日間でしたが、最後はねぶり流し館で竿燈の実演を1時間ほど楽しみ、故郷の復興を心に誓い、再開を約束して、皆さん笑顔でバスに乗り込んでいきました。



パドラーズ
舩山

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