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「ひとつの考え方について」の報告ー2
皆様

パドラーズ会員の菅原さんからの情報です。
参考までにお知らせいたします。

舩山様
災害対策支援要請で石巻にいってきましたので現地の状況参考のため。
予測されていましたので、車にはガソリン満タン、食料は横手のコンビニで買い込めるだけ買いました約5千円程度。
その他カセットコンロ・ボンベ・水ペットボトル2リットル6本。
14日朝5時横手発~鬼首道路~鳴子~古川~108を通って石巻へ昼頃到着。割合スムーズに行けました。
鳴子から石巻・飯野川・米谷全て電氣がありません。もちろんコンビニも閉店しています。ガソリンスタンドには給油待ちの車が
なんキロも延々と続いています。最初事故でもあったのかと待つこと1時間、対向車の人に聞いたら給油待ちで渋滞しているとのこと。
やむを得ず対向車線をむりくり逆送して脱出しました。
その後被災地での活動を暗くなっておわり、道の駅を見つけその日は車中泊「もちろん布団もつんでいましたよ」
周辺の津波被害のなかった町でも全く明かりがありません。全てのスーパーも閉店、一切買い物はできません。水道でません。
こんな中では生活できませんので、町の住民ほとんどが避難所へいっています。町は建物があっても無人状態です。
そんな状態の中で活動し、16日に帰ってきました。
ガソリン残り少なかったんですが鳴子まで帰れば何とかなると思っていましたが甘かった、秋田にはいってもスタンド閉店、ぎりぎりで自宅
へたどり着き、最初に風呂に入り身体を洗いました。なんと幸せなことか。被災地の方々に申し訳ない気持ちで複雑でした。
現地の状況はテレビと同じです。
さて、避難人口は30数万人と多いですが、電氣・水道などのインフラが回復すれば大部分は自宅へ戻る状態です。
最後まで避難所生活を要する人は、津波で家を失った人と、地震で家が崩壊したひとで、三分の一くらいでしょう。
今、ボランティアでもと気持ちだけで現地へいっても、自分で全てまかなえる準備がないと、かえつて迷惑
かけることになりますので。気持ちはわかりますが、受け入れ体制がととのってからでも遅くありません。
長期戦になるので、それまでこちらの体制を検討しましょう。
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