皆様
8月21日に南郷での食器無料配布の報告が武田雄高さんから届きましたので
お知らせいたします。
秋田パドラーズの皆様
いつも強力な支援を頂きましてありがとうございます。
遅くなりましたが、8月21日(日)に南郷で行なった支援活動の報告をさせていただきます。
まず今回の支援活動は仮設住宅での生活者を対象とし、主に食器類の配布を目的としたものでした。
この支援に際し、前々から食器の調達に尽力いただいていた秋田パドラーズを通じて男鹿の有明さんを紹介いただき、
ご自宅に食器を受け取りに伺いました。
その際に我々自身で食器を仕分け、水洗いし、梱包することで、
『支援物資』と書かれたダンボールの有難み、重みを改めて感じることが出来ました。
これまでも決して軽い気持ちで受け取っていた訳ではありませんが、
物資を調達するためのプロセス、時間、労力が詰まったダンボール箱を数え切れぬほど提供していただいていたことに、
心から感謝致します。ありがとうございます。
当日21日(日)に用意した食器類は約1,500枚。
それに加え、秋冬物の衣料品が約1,000点。
さらにこのイベントに賛同して下さったH●n for Japanの提供による書籍約5,000冊。
開始時間前から長蛇の列が出来ており、南郷大通りは人と自動車でお祭り騒ぎ。
そして開場後1時間もしないうちに準備した物資が殆ど無くなってしまうという、驚愕の事態に。
その後、何とか地元の料理店にお願いして、物資で届いていたという食器を約500枚提供いただき追加したのですが、
これも早々に無くなり、残ったのは徳利数本のみでした。
衣料品も書籍も、終了予定時刻を待たずに品切れ状態でありました。
推定500名の来場者数に対し、準備した物資が少な過ぎたのか、それともあまりに需要が高いのか。
やり甲斐があったと言えば確かにそうでしたし、
これほどまでに不便な思いをしている人達がいるのかと思うと、
ある程度の復興は成されたと判断していた自分が恥ずかしくなりました。
このような支援が必要とされない状況になるのが理想であることは確か。
まだまだ支援が必要な人もいれば、支援慣れしてしまっている人もいる。
皆が一律に復興していくわけではなく、
地域の被災の程度や本人のモチベーションによってそのスピードには差があるわけで、
一律支援ではなく事前調査に基づいたピンポイント支援が、様々な意味で有効な手段であろうと考えます。
今回、物資の調達から考察に至るまで、本当に勉強させていただきました。
「物資を調達するのがこんなに大変だとは思わなかった…」
「みんな、ずっとこうやってくれてたんですね…ありがたいです」
「今日のイベントやらなかったら、ある程度復興したもんだと思ってました」
スタッフの発言です。
これまでのパドラーズの皆さんとの色々な経験を通じ、NANGO-BASEは確実に成長させてもらっています。
どうぞこれからも、ご指導宜しくお願い致します。
NANGO-BASE 武田雄高
PS
アメブロでも我々の活動報告がアップされてますので、是非ご覧になってみて下さい。
『code0019』『code0088』『NANGO-BASE』『NANGO-FARM』
で検索してみてくださいね!
とのことです。
陸前高田の第一中学校仮設住宅のアンケートも同じように私たちから見ると、
充分足りていると思われる物資も不足していることが分かりました。
正確な情報をいかにつかみ、スピードをもって行なえるのかが大事ということがよく分かります。
今日現在の仮設住宅の必要なものを添付ファイルにして送らせていただきます。
(携帯の方はHPをご覧ください)
まだ足りないものもあります。是非ご協力願います。
また用意できたものは空欄になっていますが、第2回目の南郷地区で配りますので
まだまだその意味では足りてませんので宜しく願います。
予定では9月10日に仮設住宅へ第一陣として届けることになりました。
配布スタッフも募集することになりました。お手伝いできる方はお知らせください。
パドラーズ
舩山
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