皆様へ
中村理事からのレポートをご紹介いたします。
「エベレストの高さは変わったのか」
初登頂以来、多くの登山家が頂きに達しています。
登山ルートの確立、装備品の充実そして多岐に亘る情報によるもです。
それでも全員が登頂できるものではありません。
気仙沼市内は3・30以来、目にする限り変わりつつあります。
特に道路上にはゴミが見られなくなりました。
初めて訪れる方は、何事も無かったような錯覚に陥るかもしれません。
もちろんこの様な場所は、被害の小さい街区のことです。
私たちが活動させてもらっている南郷地区でも、川に近い所ではまだ家屋内、
敷地が当時のままの所もあります。
活動を始めから三ヶ月、拠点の環境も劇的に変化しています。
宿泊場所、電気、水道、トイレ、食料、装備など、当初の問題が解消されました。
こんな状況で活動できる体制を提供してくれてる、武田さん兄弟、友人に改めて感謝します。
*(無償で拠点として自宅を開放していただいています)
当初の活動は、ある種の緊張感と義務感があった。
今多くの方々が共に活動したいと参加して頂いています。
初めての方には、同じような感じを持たれているように見えます。
回を重ねている私たちに
「エベレストの高さは変わったのか」
そんな問い掛けをしながら、今後も活動を続けたい。
中村 昭三
です。
今週末も気仙沼南郷地区の泥上げ大作戦―2と陸前高田に行ってきます。
支援物資として、中村昭三さんから洗濯機と折りたたみベット、日野美津子さんからも洗濯機と自転車、吉川節子、伊藤千紀子さんからはバスタオル、化粧品(ファンディーション類)と支援金1万を頂きました。
本当にありがとうございます。
パドラーズ
舩山
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