皆様へ
思うこと-2
1、テレビや新聞などで報道されていますように、一階は被害を受けても二階は大丈夫で避難所に行かない方、避難所にいてもそろそろ学校が始まるから出来るだけ二階が大丈夫な方は自分の家にかえる事を避難所のほうから勧められ、家に帰ることを考え始めた方の支援をパドラーズは行いたいと思います。(民間ボランティアの支援、食べるものも不自由しています。)
2、避難所の皆さんの風呂の支援ができればいいと思います。一つの考え方―21で柏谷
さんの報告を参照してください。)
3、避難所でのシャンプー活動を企画してみたいです。
電気、水道があります。寝てシャンプーが出来る(海水場でのシャワー)のようなこ
とが出来ればいいと思います。いいアイデアなどありましたらお知らせください。
4、足湯とフットケアなどあればいいな。
5、避難所の方々の話を聞くボランティアなどもあればいいな。
マッサージやフットケア、理美容、足湯の世話などしながらの自然に話を聞く。しゃ
べりたいことを話してもらうみたいなことかな。
6、家のゴミは外の瓦礫と同じくらいあります。要請があればいくらでもボランティアが
必要な報道がされていますが、このことは復興の兆しと見れる反面下記の問題も側面
としてあります。
1)ゴミを出したりヘドロを片付けても従来のコミニティとしての地域社会が再生さ
れる見通しが「津波不安」で地域住民、行政にも不安があり、片付けをしても
街が存続できるという可能性が低い状況の中で、家の片付けに対して前向きになれないという考え方があるということです。
避難所にいて、それさえ考えることが出来ない方も多くいます。
2)新たな投資です。
2階が大丈夫でゴミ出しをして綺麗にしてからの投資の問題です。
塩害が将来的に起こるということです。まるっきり新しく壁や床を取り替えなけ
ればいけないという改築です。
しかも改築しても住める可能性あれば期待が持てますが、今はそれが出来ない状
態なので、この地を去る方が出始めています。
要は住める状態であるが将来が中途半端であるため地域の住民は、家の泥上げ
などし、壊れた部分を修理してまで新しい生活をすることに不安を持っています。
生活環境を整えても地域住民が戻って生活出来るのだろうかということです。
そこに生活していく為の商売が成り立つのだろうということも不安の要素として
考えられます。
※ 避難所に対して出来ること
各避難所では一日のスケジュールが大体決まっています。
バンド演奏は何時からとか、昼食後はコーヒーやぜんざいのサービスなど
多くの炊き出しのボランティアがひっきり無く来て、昨日カレーを食べて
カレーの炊き出しに人が集まらなかったりもしますので事前の打ち合わせをしたほうが
いいみたいです。避難所によっては何でもありがたいということではないようです。
※ 避難所にいられないで地域に暮らしている方の支援
気仙沼の南郷地区の伊東理容店が地域のとりまとめをしていますが、
行政は20~30人いないと支援できないといってます。
そのため20人の確認をして市会議員に頼み、ようやく物資が少しずつ
まわしてもらえるようになったそうです。食べるものもない状態で何でもほしいそうです。
近くにはコンビニが営業し始めてビールも買える状態なので支援も忘れがちのようです。
また南郷地区以外の方には救援物資からは分けないでほしいとの指導のようです。
なぜなんでしょうかね。割り切れませんね。
また、地域の取りまとめ役とその拠点がないということも問題です。
※ 民間ボランティアの方の後方支援
ししおり地区の民間ボランティアの渡辺さんはこの枠を超えて行政に頼らず、誰でも分け隔てなく
支援を行っています。何でもほしいとの事です。
このことを考えながらこれからの活動を行って生きたいと思います。
まず出来ることからやっていきます。
パドラーズの支援のカンパは、武田さん2万、藤村さん3万、小玉さん1万、佐藤さ
ん5万で計11万で今までの合計は54万になりました。ありがとうございました。
支援物資として、秋田銀行職員組合さんから下着など、また戸田さんからは2回目の
生野菜、きゅうり、トマト、イチゴなど、またアサヒビールさんからノンアルコール
ビール24本とビール小缶48本、伊藤様からビール48本とお菓子と、おつまみを
いただき、また遊学社さんからは女性用品や、子供の本、色鉛筆なども今回一緒にも
って行きました。本当にありがとうございました。
第3回目は16,17日と行ってきます。日一日と変わる現場の状況にあわせた支援が
出来るよう新たな情報を得てきたいと思います。
パドラーズ
舩山 |